法政大学 生命科学部

植物医科学センター主催 特別講演開催報告

当センターでは、2024年6月12日にアメリカ合衆国のコルティバアグリサイエンス社のJacob Pressler氏による特別講演を開催しました。大学院生から学部学生まで50名以上の聴講生が集まり、同社における生物防除資材の開発状況についてお話を伺いました。

講演では、メタボロゲノミクスやスクリーニング法を用いて天然物質や微生物から生物防除資材を開発している同社の現状について紹介して頂きました。質疑応答では10名以上の参加者から30分以上にもわたって熱を帯びた質問が寄せられていました。生物機能に着目した病害虫防除戦略は、アメリカ政府の「農業イノベーションアジェンダ」や我が国の「みどりの食料システム戦略」政策等で重要視されていることから、今後の技術開発の発展が期待される分野です。当センターでは今後もこのようなセミナーを通して、植物医科学に関わる最先端の情報を提供してまいります。

特別講演会の様子

 

 

 

 

 

 

熱気ある討論が行われました