法政大学 生命科学部

大韓民国国立農業科学院の病害虫研究者の来所と意見交換

国際交流の一環として、大韓民国の国立農業科学院植物防疫課(National Institute of Agricultural Sciences, Division of Crop Protection)から4名の研究職員が当センターを来訪されました。

我が国で2022年に制定された主幹農業政策の「みどりの食料システム戦略」において、環境保全型農業に基づく病害虫防除の核となる「総合防除(IPM)」の現状について紹介し、韓国における生産現場の実態と照らし合わせながら東アジア圏における病害虫防除の今後の展開について議論しました。

また、当センターが一般社団法人全国農業改良普及支援協会と共催している「IPMアドバイザー講習会」等の活動を通して、生産現場で総合防除(IPM)をリードする人材育成の重要性等についても意見交換しました。

農業生産体系が似ている隣国であることから、今後も友好関係を発展させたいとの意向が示されました。