2018年7月6日
植物医科学叢書No.2として、『植物医科学実験マニュアル~植物障害の基礎知識と臨床実践を学ぶ~』を発行しました。 B5判 総ページ504ページ(うちカラー口絵40ページ)
No.1として、2014年3月に発行した『カラー図説:植物病原菌類の見分け方~身近な菌類病を観察する~』に次ぐものです。
この実験マニュアルは本学植物医科学専修の学生実験をベースにしていますが、その内容は農業試験場研究員/改良普及員、JA職員、樹木医、理科教員、関連企業等の研修会で、すでに活用・実践しているものです。
二編からなり、第Ⅰ編では実際に圃場や緑地植栽レベルでの調査や実験に必要な基礎知識、第Ⅱ編は基礎・応用、合わせて43課題の実験の進め方を載せました。しかも、実験室に留まらず、現場での視点・臨場感をもてるように、さらには現場での課題を自ら考え、臨床へと進める構成としました。「ノート」「コラム」も充実しています。
本書は植物医科学分野の単なる実験書ではありません。現場観察の視点に徹し、 従来・最新の要となる知見を綯い交ぜた技術書でもあります。健康な植物の育成を目指す、学生から第一線の技術者・研究者、理科等の教員の皆様・愛好家各位に、必携の実験書として活用できるものです。どうぞお手に取ってください。
植物医科学叢書No.2 表紙 | 口絵ページ |
教職員学生は小金井キャンパス図書館で閲覧できます。
お手元に欲しい方はこちらからどうぞ。
No.1は『カラー図説:植物病原菌類の見分け方~身近な菌類病を観察する~』(2014年3月に発行)です。あわせてご活用ください。
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