法政大学植物医科学センター » 直江津中学校(新潟県)の生徒を対象にフシダニ(サビダニ)の研修を開催しました

直江津中学校(新潟県)の生徒を対象にフシダニ(サビダニ)の研修を開催しました

2017年8月8日(火)〜9日(水)に、新潟県の直江津中学校の生徒を対象にフシダニ(サビダニ)の研修を法政大学小金井キャンパスで開催しました。
この研修には教員1名、生徒3名が参加し、講師として法政大学植物医科学センター所員の上遠野冨士夫兼任講師が務めました。

直江津中学校では、国立研究開発法人 科学技術振興機構(JST)の補助事業を受けて新潟県の海浜に見られるハマゴウの生態に取り組んでいます。この植物にはフシダニという微小なダニが寄生すると葉に大小の瘤を発生することから、この植物とダニの関係を研究テーマにかかげ研究しています。研究を行うにあたり、地元の博物館や大学の協力を受けながら進めていますが、フシダニの専門家がいないことから法政大学に研修の依頼がありました。

初日は、フシダニに関する講義を行った後に、持参したダニのサンプルを低真空型電子顕微鏡や高倍率実体顕微鏡で観察しました。顕微鏡のモニターにダニが映し出されると、生徒たちは驚いたような眼で見入っていました。2日目は、フシダニの標本作製について実習しました。かなり小さいダニを操作するのはとても大変でしたが、一人ひとり熱心にとりかかっていました。研修終了後は、今後の研究に大いに役立った研修であり大変よかったとの感想がありました。最後に、実験設備や施設を見学し、立派な設備に驚くとともに、将来このような大学で研究ができるといいと感想をこぼしていました。

上遠野 兼任講師による講義 顕微鏡でダニを観察
上遠野 兼任講師による講義 顕微鏡でダニを観察
プレパラート作製を実演 実際にプレパラートを作製
プレパラート作製の実演 実際にプレパラートを作製